DANCE

昨日は去年の夏まで5年間習い続けてたダンスの先生の告別式に行ってきました。足がなかったからダンス仲間兼中学時代に同級生だった男の子の車に乗せてもらって一緒に行ったんだけど、同級生の助手席に乗るときが来たなんて!18歳の重みを感じた!ってそれは置いておいて、ダンスの先生って言ってもその人は60代で今ダンス教室で教えてるのは亡くなった先生の娘さんなんだけど、わたしも小学生の頃からお世話になってていつも「頑張れよ!」って背中押してくれてた人なの。中学のとき受験シーズンでヒーヒー言いながら塾へ向かってたとき偶然その先生と会う機会が多かったんだけど、去ったあとに毎回後ろから「nami頑張れよー!」って手振りながら叫んでくれたのが今でもすごく鮮明に残ってるの。受験が終わった高1でも頑張れよって言ってくれてた。でもあの頃はその「頑張れよ」の意味なんて全くわからなくて、わからないまま「はい」なんて言ってたけど今思えば確か高1のときは学校生活に精一杯で精神的にしんどかった時期でダンスにも全然力入らなかったしまず自分が大嫌いだったの。それを見抜いてたのかな。今思えばあの頑張れよ!は大きな意味だったのかも知れない。わたしが絵の道に行くって言ったときも応援してくれた。先生は彼氏のこととかになるとやたら食いついて話聞いてくる人だったけど笑、一歩後ろからみんなのことを見守っていてダンス教室内ではお婆ちゃん的存在だったよ。60歳と言っても去年の夏わたしが辞めると言ったときはまだ全然元気で毎週ダンス教室に居てきっと60歳でもダンスしてたと思う。体も柔らかくてYの字出来てたもん(笑)それくらいすごい人だった。病気で入院したっていうのも何ヶ月前かに聞いてそれから急にいなくなったんだよね。告別式のときの写真もお茶目に舌出した写真だったし、写真の両サイドにはダンス教室の名前が描かれた大きなピンクの旗が立ってたり、車が出るときも車の後ろでその大きなピンクの旗がクロスして置かれててすごく格好いい告別式で先生らしかった。本当に最後までダンス人生だった先生。憧れです。最近またダンスがしたいと思いだしてるんだけど、あの先生の笑顔がもう見れないのがとっても寂しいです。ご冥福をお祈りいたします。